オーガニックとは?
『有機の〜』という意味です。有機とは生物を構成する物質の事を指します。
主にオーガニックとは食品やコットンなどの衣料、シャンプーやコスメなどに使われる言葉です。
日本では勝手に『オーガニック〜』や『有機〜』と表記しようとする事はできません。
農林水産省の登録認定機関が検査し、必ずパスしなければなりません。
この検査制度を通過して始めて有機JASマークを貼ることが出来ます。
その検査内容は有機農産物、有機加工品、有機畜産物に分かられていて、
それぞれ細かい規定があります。
有機農産物
堆肥による土壌に作付け前2年以上、多年生作物(こんにゃくなど)の場合3年以上、科学的肥料や農薬を使用しせず、遺伝子組み換え苗を使用しない事。
土作りから始まり、化学に頼らない循環的な農業を求められます。
有機畜産物
有機農産物の飼料がである事、遺伝子組み換え技術を使わない、抗生物質を予防目的で使わない、ストレスを与えないなどが定められています。
その為、生産性や経済性などの面から有機畜産物の認定は厳しい為、2008年までその認定は行われていませんでした。
有機加工品
味噌、醤油など加工品は多種にわたります。
その決まりは、原材料の95パーセントが有機農産物や有機畜産物又は有機加工品である事、遺伝子組み換え技術を使用しない事。科学的に合成された食品添加物や薬剤の使用は極力避ける事などが決められています。
海外製品は?
またこの他でも、海外で20カ国での有機認定が日本の有機JASと同等であると決められて、その国の認定機関が進呈した物にも有機JASのマークが貼られます。
ちなみに、この有機JASは日本では現在食品のみに限られています。シャンプーやコスメ、コットンなどは有機JASの認証はつきません。
参考:姉妹サイト オーガニックとは?有機栽培とは?最新情報
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